[通常モード] [URL送信]

美夏と燎閃の日常
集中
授業が始まり、回答先生が授業を受けるにあたっての注意を伝える。居眠りした瞬間にチョークが飛んでくるなんて・・・・・・一体、どんな仕組みかしら?そっちの方が気になる・・・


それから、歴史の授業を進められたが、私にはちんぷんかんぷん・・・というより中国の学校での授業すらちゃんと受けていなかったような気がする・・・これはヤバい。

この学園には駸邪がいるから真面目にやらなくちゃ。

そう思って、ちゃんと回答先生の話を聞いていると・・・・・・終業のチャイムが鳴る。どうやら、私はこの授業にかなり集中していたようだ。

・・・・・・さて、次は体育か。

私はうーんと背中を伸ばす。料理と武術以外は滅多に集中した事がないから、やはり体自体、座学は慣れていないようだ。

ま、すぐに慣れるか。それに・・・次は体育だし。やっぱり、体を動かす方が私の性に合っているわね。

私はそう思いながら、燎閃と共に体育館へと向かうのだった。



26/57ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!