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美夏と燎閃の日常
やられた



それから、私達はクラスの出席確認をした後、すぐにあのいい加減な担任がいる『歴史』の授業を行う教室に向かう。そして、着いたら・・・・・・ちゃんといて、しかも第一声が謝罪ではない言葉。

何が出席確認は上手くできたよ!!

私はそれに怒りを感じ、ついそのままの気持ちで言葉をぶつける・・・が、先生の表情に変わりなし。ニコニコ顔だ・・・

・・・・・・何か無性に腹がたつ!!

そう思っていると束の間・・・・・・

「任せなさいですわ!!」
「そんなの、余裕よ!!」


えっ・・・・・・?

私は思わず戸惑ってしまう。なぜなら、私と一緒にあの担任に怒っていた二人が突然様子が変わったからだ!しかも、先ほどの出席確認でちゃんと二人の名前をちゃんと覚えた私はその名前を口にするも、すました表情・・・・・・上手く言い込まれた!?

この先生・・・・・・もしかして、手慣れてる!?

私は担任である回答を見る。相変わらずのニコニコ顔。普通に見れば、天然そうで可愛い先生だ。だが、実はもしかして・・・計算高い腹黒い人じゃ・・・・・・

「美夏、諦めようぜ。」

突然、燎閃にそう声をかけられながら、右肩をポンと叩かれる。
・・・確かに、私も何かもうどうでもよくなって怒りがどこかにいってしまった。

・・・・・・これは・・・・・・・・・確かにもう無駄ね・・・

私は今の現状からそう感じ、しょうがないので席に座る事にした・・・・・・でも・・・・・・


次はそうはいかないからね、回答先生!!



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あきゅろす。
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