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爆乱奨の日常

その日、学校が終わったら、俺はすぐに家に帰って親父に゛エシホ学園に行かせてくれ″とお願いした。
親父は頑固者でこっちがそれ相応の誠意を見せない限り、首を縦に振らない。だから、俺はお願いすると同時に土下座をした。
すると、親父は゛そんなに行きたいなら行け″と二つ返事で許してくれた。
この時は本当に嬉しかった。俺の決意を見て許してくれたから。
その後、俺はお袋に学費はいらない。もし失敗すれば、親父の下で修行する事を伝えた。特待生の説明を受けたお袋はかなり心配していた。
本当に大丈夫なのかと。
俺は゛失敗したら失敗したで自分の実力はその程度だ″と言って、無理矢理納得させる。
そして、月日は流れ・・・・・・俺は今、エシホ学園の門前にいる。
ん?最初の決意と回想の決意違うじゃないかって?
へっへっ、実はな。中学校を卒業する際、俺の知り合いが゛可愛い子がいたら、紹介してくれ。ブロンドの子とか″って言われた。そして、その時、俺は気付いた。
もし無事に入学出来れば、俺は世界中から集まってくる女の子と知り合いになる事ができるということを!もしかしたら、超美人のモデルの生徒がいるかもしれねぇ!!
俺はそれを想像したら、なんだかワクワクしてくる。
だが、まず今目の前にある問題は俺の花火の実力が世界レベルかどうかだ。
もし世界に到達するほどの実力ではなかったら、俺はその程度の実力だっていう事だ。その時はエシホ学園の入学は諦める。
だが、そうならないために俺は俺なりに今日まで自分の作品を考えた。それが身を結ぶか結ばないかはこの後に全てが決まる。

・・・・・・ここで突っ立っても仕方ねぇ。行くぜ!

俺は意を決して、インターホンを押す。
これで俺は・・・後戻り出来なくなったってわけだな。



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