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ハプスブルク家の日常
憂い
それから・・・私は絵を見て自問自答した後・・・委員の事を書いた用紙を持って、それを回答先生に提出しようと生徒会長室を出る。一応、回答先生は生徒会の面倒を見てくれていますが・・・・・・あの方の性格のせいか、あまりというか一切顔を出さない・・・

まぁ、生徒会の運行のほとんどは生徒に任されていますから問題ないですが・・・

私はそう考えながら、生徒会室を出て、回答先生がいる『歴史』の教室に向かう・・・

「おっ!生徒会長、見っけ!」


・・・・・・教室を目指して歩いていたその時、前からおそらく新入生であろう男性が声をかけてくる・・・見た目は日本人のようですが・・・

「私に何かご用ですか?」
私は相手がヘラヘラ笑いながら近付いて来るのに多少不快感を覚えながら、ひとまずそう尋ねる。
「俺の名前は爆乱奨!新入生で『花火』の特待生で学級委員だ!生徒会長と色々話したいから、お茶でもと思いまして・・・」

・・・・・・はぁ・・・

「あなた・・・恥ずかしくないのですか?」
「えっ?」
「女性に軽々しく話しかけ、下心があってお茶に誘うなど言語道断。恥を知りなさい!!」
私はショウに向かってそう言うと、さっさとその人の横を通り過ぎ、教室に向かう。いちいち相手をしていてはきりがないから・・・・・・

はぁ・・・こういう方々にも注意するよう風紀委員の人によくお願いしないといけませんね・・・



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あきゅろす。
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