シヴァと桜華とマリーの日常 不安 ◆ 「♪」 「・・・・・・」 回答先生の授業の説明を受けながら、私はマリーを見ているが・・・・・・朝食の時からニコニコし、今では授業を受けている駸邪の後ろ姿を嬉しそうに笑顔で見ている。正直、友人である私から見ても何か危ない・・・ 「・・・ねぇ、マリー。駸邪を見るのはいいけど、授業は壊さないでね?」 「ん、大丈夫よ♪授業の邪魔はしないし、駸邪の仕事も邪魔しないから♪」 ◆ 本当に邪魔しないのかよ・・・ 俺は授業に集中しながら、聞こえてきた会話に対し、そう思う。マリーって、わがままな所があるからな・・・ そんな一抹の不安を抱えながら・・・午前は俺と桜華でマリーを見ていたが、『体育』の時もマリーはただ駸邪を見ていて何もしなかった・・・。 ・・・けど・・・・・・問題の『戦闘』はどうなるんだろうと・・・俺はこの先を懸念しながら、午後の『戦闘』の授業を受け・・・途中、マリーと合流するのであった・・・ ←→ |