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エシホ学園の日常
普段通り
「へぇ、ゴールデンウィーク中は京都に行くのか。」
「・・・うん、行くことになった。」
シヴァは駸邪から京都に行くことになった事を聞きながら、二人は機関銃の弾から逃げる龍虹に狙いを定め撃ちつつ会話する。


駸邪は教室で外出許可に必要な項目を用紙に記入した後、『歴史』の授業場所に向かう。そして、着いたら普段通りにキャリン達と共に勉強し、終業ベルが鳴ったら一度、主に用紙を見せる。それでいいかどうか確認するためだ。
すると、キャリンは行き先に書かれた細かな住所や電話番号をどうするか聞いてくる。それを駸邪は゛花凛と同じ″という事を説明すると、それならば問題ないとOKを出される。許可を得た執事は提出先の回答にそれを出す。説明が必要な所はして。
それを受け取り聞いた回答は、問題ないと答える。と言っても、彼女自身適当な部分があるから説明を聞いても深くは考えていないだろうが。
提出を終えた駸邪はキャリン達と共に体育館に目指す。そして、授業が始まればいつも通りの武術の稽古の相手。それが終わったら、シャワーを浴びるために寮に行き、体を洗い清潔にし、学舎の食堂にて昼食。して、終えたらそれぞれの決めた教科を受けるために別れる。全くもって、普段通りの流れだ。
ちなみに、現在はシヴァと二人で龍虹に訓練という名の端から見たら、弾当てイジメの真っ最中。レムが見たら怒りそうなものだが、銃弾を避ける感覚を養わなければ実戦で絶対に死ぬため、仕方ないのである。


「・・・シヴァは・・・ゴールデンウィーク中は・・・どこかに行くの・・・?」
「う〜ん・・・何も決めてないんだよな。特別、どこかに行きたいっていうのもないし。」
「・・・そう。」
駸邪は無表情にそう答えるとそれから特に会話はなく、二人は龍虹を狙い撃ち続ける。全く進歩しないなと感じながら・・・








それから一日経ち、駸邪が『実戦』の教科を受けている時に・・・途中、マリーが合流する。その際、シヴァから駸邪が京都に行く事を聞いた彼女は・・・゛私達も行く″と言い出す。それを聞いた駸邪はマリーに抱きつかれながら、嫌悪感丸出しの表情をしたのは言うまでもなかった。



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