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エシホ学園の日常
アイドル候補生守人炯太
名前が上がると同時に、部屋にいる人達は様々な反応を示す。


ニコニコと嬉しそうに見る者。
驚いて固まる者。
久しぶりの顔に喜ぶ者。


駸邪は兄の予想外の登場に驚き、まず本人であるかどうかまじまじと見る。


落ち着き払った雰囲気。
柔術着。
自分と同じ顔・・・


駸邪は何度も確認し、テレビに映っている人は間違いなく自分の兄『守人炯太』である事を認めた・・・。
「・・・炯兄貴って、いつアイドル候補生になったんだ?」
数分の沈黙の中、燎閃が口の中から疑問を絞り出し誰かに質問する。
「五月初旬だったはずだな」
それを武義が答え・・・燎閃は固まったままテレビに映る炯太に目が釘付けとなる。他の兄弟四人も・・・



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あきゅろす。
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