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エシホ学園の日常
大穴
その後・・・三人は真魔先生の案内の元、大猿がいる場所に向かい・・・


「この下を降りれば、大猿の住処だ」
そう言いながら、真魔は崖の下を見る。微かにだが、内側に大きな穴が見える。


目的地の真上に立つ。三人も真魔先生に習い、崖の下を見て・・・大穴の確認をする。
「あそこにあの大猿が・・・」
「・・・行くぞ」
奨が緊張した面持ちで見ているのを尻目に尖龍は上手く岩を掴みながら降りていく。脆くはなく、慣れていれば落ちずに行けるようだ。
そんな尖龍を見ながら、奨も彼の真似をして降りていく。そして、駸邪も行こうとするが・・・真魔が動かなかった。不審に思った彼は先生に質問する。
「・・・真魔先生は・・・行かないんですか・・・?」
「私は許されてないからね。戦ったのは君達だから。この先は大猿の縄張り。君達だけがこの先を行く権利を持っている」



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あきゅろす。
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