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エシホ学園の日常
過ぎた
・・・・・・一ヶ月・・・・・・過ぎ・・・


暗い暗い森の中に一点赤く明るい場所があった。
そこには三人の男・・・駸邪、尖龍、奨がいた。

それぞれ脚、手は元通り治り・・・奨ももう痛みは無くなり、完治した。

三人は焚き火を囲み・・・特に何も話さず、ただただ燃える炎を見続ける。何かを待つようにじっと・・・。

すると・・・・・・森の奥から葉の擦れと地を踏む音が聞こえ・・・それがだんだんと大きくなり、近付いてくる。
そして・・・焚き火の光が当たる範囲にその音の正体の姿が現れる。
・・・先月、三人を打ち負かした怪物だった。三人はその姿を確認すると、徐に立ち上がり・・・・・・それぞれ構える。
それを見た怪物は・・・・・・まじまじと三人を一人一人観察した後・・・咆哮を上げようと息を吸う。



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