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エシホ学園の日常
修行修行修行
・・・日が・・・・・・だんだんと昇っていった頃・・・三人は・・・・・・それぞれ、固まっていた。
そして・・・頭の中は色んな事が混ざり合って、だけど思考していた・・・。
・・・そんな時、駸邪が徐に・・・・・・片足立ちで立ち上がり・・・太い気の前まで右足で跳ねながら行く。
それに気付いた奨は体を起こし・・・尖龍と共に駸邪を見る。
そして・・・駸邪は・・・・・・折れてる足を持ち上げ・・・ゆっくりと・・・・・・木を突く・・・。
それを見た二人・・・・・・尖龍は・・・低く静かに質問する。
「・・・何をしているんだ?」
「・・・修行」
そう無表情で駸邪は答える。
その返答に・・・二人は呆然と混乱した表情で受け・・・・・・駸邪は言葉を付け足す・・・



「・・・こんな所で・・・足を止めるわけには・・・いかないから・・・」



それを受けた二人は・・・理解する。なぜ駸邪が修行しているのかを・・・。
すると・・・尖龍も立ち上がり・・・・・・駸邪のと同じぐらいの木の前に立ち・・・折れている腕も使い、ゆっくりと手刀で叩く。
「・・・私は為すべき事がある。なのに、こんな障害でどうしてそれができようか?できるわけがない」
そう言って、尖龍は打ち続ける。動く事によって折れた腕も痛む。けれど、尖龍はそれに耐えながら、打ち続ける。
その時・・・何かがゆっくりと移動する音が聞こえる。
修行をしていた二人はすぐにその正体を見ようと・・・音がした方向に向く。そこには、奨が自分の体と同じぐらいの岩を押していた。
「・・・・・・俺は・・・おめぇらと違って、体は丈夫じゃねぇ。けどよ、そんな事を言って何もしなかったら、ただの足手まといになっちまう。そんなの・・・・・・かっこ悪いじゃねぇか」
その言葉に二人は顔を見合わせ・・・軽く笑う。
そうして・・・三人はそれぞれ修行をまた始める・・・



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あきゅろす。
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