[携帯モード] [URL送信]

エシホ学園の日常
もう・・・
「気が付いたか?」
駸邪が目を覚ましたのに気付き・・・声をかける真魔。それに対し、駸邪は無表情で返事する。
「・・・はい」
「他の二人も・・・ちょうど目を覚ました所だ。三人とも、気分はどうだ?」
その質問に三人は・・・怪物にやられた所は多少痛みはあるものの、気分は悪くなかった。
「・・・大丈夫です」
駸邪がそう言うと、二人も同じく答える。
「そうか。それで、昨夜の事は覚えているか?」
真魔のその質問に、三人は・・・言葉を失う。なぜなら、その恐怖、痛み、そして絶望を覚えているからだ。
その様子に真魔は気にせず言葉を続ける。
「・・・では、次に君達、三人に与えられた課題は覚えているか?」
「・・・あれを・・・・・・退治しろってのかよ・・・」
真魔の言葉に、真っ先と反応する奨。その表情は強張っており、声は絶望感に溢れていた。


もう戦いたくない


その思いが充分伝わるほどであった。
しかし、真魔は・・・・・・



16/26ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!