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エシホ学園の日常
効いてない
駸邪は恐怖していた。



想像していたものと違う。
自分の知っている生物と当てはまらない。
見た事がない。



それらの思考が頭の中で一気に回り始め、行動が思いつかず固まっていた。
だが、化物の咆哮。これが駸邪の攻撃という考えのトリガーを引いた。


このままでは、二人も死ぬ


それが頭に過ると同時に、攻撃を仕掛けた。
普通の人間なら良くて気絶、悪くて死ぬほどの蹴りを・・・狙ってやるが・・・・・・

(・・・効いてない)

駸邪は着地すると同時に確認する。化物は攻撃された場所をただ痒そうに掻くだけで痛みを感じた様子は無かった。
「・・・こ・・・の・・・っ!!」
すると、尖龍が駸邪の行動を見てか、このままではまずいと感じ・・・化物の左腕関節を狙って、右手刀で全力に打ち込む。・・・が、化物は微動だにしていない・・・。
その反応に尖龍は諦めず、もう一度打ち込もうとする。それを見た駸邪も加勢し、右脇腹に向かい、左足先で突こうとする・・・が・・・・・・



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あきゅろす。
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