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エシホ学園の日常
頻度は?
「・・・・・・なぁ」
生徒会長室から出た怒られ三人組が数秒廊下を歩くと、その内の一人爆乱奨が徐に二人に話しかける。
「・・・お前ら、どんだけケンカした?」
その質問に顎に手を当てて反応する尖龍。
「・・・・・・ゴールデンウィークに一回。旅行で二回。その後は一回だ。が、全て私は組手の形式でやったと自負している」
「そうか・・・フランス執事は?」
「・・・学園は三回。・・・旅行で一回」
実際そんなもんかと奨は呟き、頭をボリボリ掻く。
「俺は学園で一回。旅行で一回。夏休みだったら、数え切れないほどしたぜ。課題の為にな」
「課題の為にした事のはずなのに、厳しいな」
「まぁ、俺の場合は組手というより本当のケンカだったからな。ま、相手が望まない戦いなら例え組手と称してもケンカと変わらねぇって事だな」
半ば諦め口調の奨の言葉を聞いた二人は目を見合わせ、確かになと同意し合う。



「さて、そんじゃあ、お前らまた明日な」



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あきゅろす。
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