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エシホ学園の日常

「学園を出てもらうって・・・・・・退学かよ!?」
その言葉に奨が目を見開きながら驚く。対して、フェネは考えるように斜め上を見て・・・一つ軽く咳払いする。
「表現が過ぎましたね。退学ではなく外で反省してもらい、与えられた課題をするという事です。真魔先生が同伴で付き、期間は真魔先生が判断します。課題も真魔先生から出されますので、先生から聞いてください。出発は明日からとなります」
「明日って・・・・・・急だぜ・・・」
急過ぎる出発に奨が半ばショックを受けながら愚痴をこぼす。それに、フェネがキリッと厳しい目つきで相手を見る。
「日本の諺で゛善は急げ″という言葉があります。決めた事柄は早急にしなければなりません。」
「・・・反省する場所は・・・決まっているんですか・・・?」
「反省場所は真魔先生から『山』と聞いています。それぞれ、この書面に必要だと思う物を書き込み、真魔先生に提出して下さい。ちなみに、モリビト。あなたの主からは許可を頂いているので、ご安心を。それでは、解散」



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