[携帯モード] [URL送信]

エシホ学園の日常
経験からの思いつき
メイサは自身の休み時間を利用し、悩んでいた。教科『体育』の課題をどうしようかと・・・


彼女は駸邪に゛鞭で武器を取る能力は優れているが、腕等に固定されている武器に関しては何もできない″と言われ、内心不快であった。なぜなら、そんな事を言われなくてもメイサ自身、分かっているからだ。だが、あそこで文句の一つを言うものならキャリンに余計な諌めの言葉を使わせてしまうかもしれない恐れがある為、彼女は自分から対策の提案をした。・・・返ってきたのは、必要だと思うならすればという回答であったが・・・・・・


メイサは考える。自分から駸邪に接近戦の術を身につけた方がいいのかどうか質問したとはいえ、具体的な案が無かった。もし必要なら、新たに勉強するしか無いが、その時間もない。また、キャリンお嬢様にその事をお願いするのは抵抗があった。

メイドは必死に考え・・・自分が今までに体験してきた事の中からそのヒントがないか、幼少期から思い返し・・・・・・て、まもなく・・・

「!」
メイサは何かから目が覚めたように瞼を開け、課題を思いつく。



20/36ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!