エシホ学園の日常 部外者 一定の速度で走っていた軍用車が徐々に・・・スピードが落ちていく。そして、乗車者がゆっくりとした感覚がきた時に止まる・・・ (・・・着いたか) 駸邪がそう思った瞬間、後ろの扉が突然開かれ・・・開けた人、暗い灰色の兵士服を着た軍人が顔で降りるよう指示する。 駸邪はそれに従い降りると・・・そこには大勢の兵士がいた。・・・無表情もしくは駸邪を睨むように見ていた。 歓迎の為ではないと彼は感じ取っていると、背の高い黒髪ロングの人が前に現れる・・・。 [・・・お前がシンヤ・モリビトか?] 英語で話しかけられた駸邪は無表情で顔を縦にふる。 [・・・随分と華奢な体つきだな] [見た目ではそうかもしれませんが、中身もそうだとは限りません] [では、早速だが、やってもらいたいことがある] 男はそう言うと踵を返し、その場にいる全兵士に向かって命令する。 [誰か、こいつに勝てる自信がある者はいないか?] ←→ [戻る] |