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エシホ学園の日常
いざ、要塞へ
コンコン・・・


[入っていいぞ]
[失礼します]
明るい茶色の兵士服を着た青年が扉を開け、部屋に入る。そして、ドアを閉めると、振り返り敬礼する。それに、椅子に座っている深緑色の軍服を着た、白いあご髭を生やしている老人が返す。そうして、下ろすと兵士は気を付けをする。
[将軍。面会希望の人がいますが、いかがしましょう?]
その質問に将軍と呼ばれた老人はかけていた眼鏡を外しながら、問いかける。
[面会?はて、軍の者から今日誰かが来るという報告は受けてないが]
[シンヤ・モリビトが面会を希望しております]
その言葉を聞いた将軍は目の色を変え、机の上に両手をついて、立ち上がる。
[すぐに通せ!!]
[はっ!!]











◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆











[ガハハハハハ!!!久しぶりじゃのぅ、シンヤ!!元気にしてたかのぅ!]
[はい、将軍も元気そうでなによりです]
ダン・ノール将軍は相手の左肩を右手でバシバシ叩き、再開を心の底から喜ぶ。対して、駸邪は無表情ながらも心は嬉しさに満ちていた。
[それで、我輩に会いにくるのはどうしたのかのぅ?早速、銃の道に迷っているのか?]
[いえ、今日は一つお願いがあって、来ました]



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あきゅろす。
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