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エシホ学園の日常
団体席
それから、生徒達は順々に飛行機に乗って行き・・・次々と一定時間を置いてから出発していく・・・・・・そして・・・・・・八機目が出発して十分後に・・・キャリンお嬢様一行を含むE〜Gクラスの生徒は九機目の『エシホ学園用沖縄行き飛行機』に乗っていく・・・・・・・・・今回の旅行に胸をときめかせたり、期待感を持ちながら・・・


「ふむ、まあまあですわね。窮屈なのを除けば・・・」
「ビジネスクラスでしたら、広かったと思いますが、今回は団体での行動なので仕方ありませんね。」
そう窓側に執事、廊下側にメイドと二人に挟まれたキャリンはすました表情で愚痴るとメイサが諫めかつ納得させようとニッコリと説明する。そして、それを付け足す形で駸邪が無表情で口を開く。
「・・・簡単な造りですしね。」
「真ん中が廊下でその両側に三席ずつ。団体で動かれる場合はちょうど良いかもしれませんね。」
メイサがそこまで言うと・・・・・・あっ、と何か思い出したかのように嬉しそうに笑う。
「そういえば、お嬢様、懐かしくありませんか?飛行機に乗っていると♪」
「懐かしい?・・・まぁ、少ししか経っておりませんけど・・・・・・」



「フランスから日本に飛行機で来てから三ヶ月でございますか・・・」



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あきゅろす。
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