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エシホ学園の日常
フル回転
「どんな所があるのかしら・・・」
駸邪の案内と誘導によりパンフレットを手に取れる場所まで来たキャリンはザッとある用紙を適当に取り、目を細め眺める。すると、メイサが興味を持ったような微笑み顔で主に話しかける。
「お嬢様はどんな所に行きたいのですか?」
「そうですわね・・・静かでなおかつ自然が堪能できる場所が良いですわ。」
そうニヤリとキャリンは笑みを溢しながら言うと・・・メイサはチラッと妖しい笑顔で駸邪を見る。そんな二人の反応を見た駸邪は・・・背中に嫌な悪寒を覚える。まるで二人にこれで勧めれなかったらどうなるかと脅されているかのように・・・
「・・・・・・・・・」
それを見てしまった駸邪は・・・なんとか気に入って貰おうと頭をフル回転させ、ずらりとテーブルの上に置かれているパンフレットを一つ一つ素早く見て、キャリンの希望に沿う内容を探し・・・


「・・・では」



見つける・・・

「・・・ビオスの丘は・・・どうでしょう・・・?・・・亜熱帯の木々や植物を・・・鑑賞することができて・・・カヌーを・・・借りれるようです・・・。・・・後・・・タナガーグムイ・・・という場所が・・・ありまして・・・そこでは・・・沖縄の自然を・・・堪能する事が・・・できるそうです・・・」
「・・・・・・ビオスの丘・・・タナガーグムイ・・・」
それを聞いたキャリンは駸邪からその事を書かれたパンフレットを貰い・・・興味深そうにじっと見てはそう呟き・・・


「・・・・・・良いですわね。では、これに行く事にして予定を決めますわよ。」


気に入るのであった・・・



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あきゅろす。
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