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エシホ学園の日常
入れる日
「結構いますわね・・・」
「5クラス入っておりますから約150人入っております。」
「・・・こちらです、お嬢様。」
図書館に入るなり、生徒という生徒でたくさんいる、喧騒で騒がしい室内を見たキャリンはそう漏らし、メイサと駸邪はそんな彼女をフォローする。


あれから、三日後・・・一昨日、各クラスの学級委員は生徒会から招集を受け、生徒会室に集まると、生徒会長からこんな発表があった。



『明日から5クラスずつに分け、図書館を使う事を許可する。』



というものだった。
だから、昨日は一年A〜Eクラスが使用でき・・・今日はF〜Kクラスまでが使う事ができる。そして、明日は二年生のAクラスからの5クラス。こういう分け方をしたのだ。だから、Fクラスであるキャリンお嬢様一行・・・・・・とたまたま一緒であったレムお嬢様一行は今日入れる日なのである。


「沖縄って、どんな所なんでしょうか?」
「パンフレットを見てのお楽しみね。」
「お嬢様、あそこの席が空いておりますので行きませんか?」
龍虹の言葉で沖縄への期待感を膨らましたのか嬉しそうに笑うレム。それを麗香はダラシなくニッコリとしながら、席を勧める・・・・・・二組の一行はもう各々各自で動いていたのであった・・・



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