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エシホ学園の日常
ただただ・・・
「・・・・・・・・・・・・」
駸邪は黙って図書館に入る扉の前に立つ。ただただ無表情で前だけ向いて・・・ただただ主の命令を遂行する為に・・・


あの後・・・駸邪は図書館内にいる残り少ない生徒を廊下に誘導し・・・ものの十分で終わったので、キャリンの所に戻ると・・・主から次の命令を下される。それは・・・・・・


図書館内に入らせないよう扉の前にいたキャリンとメイサに代わって、駸邪がする


事であった。それを聞いた駸邪は思う。いつ夕食を食べれるんだ?・・・と・・・。すると、キャリンがそんな駸邪の考えている事を見通すかのようにニヤリと笑みを溢しながら、こう言う・・・


「・・・自分で・・・見切りをつけて・・・戻れか・・・」
駸邪は愚痴るように呟き・・・ただもう暗くなっていく窓の向こうを見る。そして、こうも思う・・・



その見切りを失敗したら、それを責められるんだろうな・・・と・・・



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あきゅろす。
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