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エシホ学園の日常
図書館
図書館・・・・・・そこは様々な分野の本が置かれている場所であり・・・エシホ学園の図書館も例外ではない・・・・・・ただし、歴史の本のみしか置いてないが・・・置かれているのは様々な分野の歴史本・・・。
それを置いている理由は゛まず根元から知るべき″という学園の意向なのだ。
現在、今あるもの全ては突然できたものではない。様々な過程を得て、できたのである。時には他の分野の考えを吸収したり、いらない考えを切り取ったり・・・そうやっていき、今があるのだ。
だから、様々な分野の歴史本が置かれているのである。その根本を知る為に・・・。
そして、今現在の図書館はそれぞれ出身国が違う生徒が出入りしており・・・中は混雑している。理由は・・・・・・今回は特別に沖縄の事に関しての色んな本が置いているからだ。旅行に行くのに必要な情報を得る為に・・・。ちなみに・・・今図書館の前に現れたキャリンお嬢様一行もそれが目的である・・・


「かなりいますわねぇ・・・」
そう言いながら、キャリンは困ったように顔をしかめる。なぜなら、今彼女達の視界に入るのは本ではなく人、人、人・・・たくさんの生徒が入り乱れている光景だからだ。
「・・・本の持ち出しは禁止。・・・この決まりも・・・困りましたね・・・」
無表情のまま、扉のすぐ隣に貼られている貼り紙の内容を言う駸邪。すると、メイサがニッコリと妖しく微笑みながらある提案をする。
「確かに、これでは入れませんからね。シンヤ、先生に直訴してきてください。」
「・・・無茶言わないでよ・・・メイサ・・・」
メイサの無茶ぶりに、眉をしかめ少し困った表情で駸邪は返事をしていると・・・・・・


「これは弱りましたね・・・」



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