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エシホ学園の日常
ヒューン・・・
「今日も一緒に頑張ろうね、シンヤ♪」
「・・・だから・・・いちいち抱きつくな・・・」
大木が見えなくなると同時に・・・マリーは駸邪に抱きつく。自分の豊満な胸を彼の左腕に押し付けて・・・。ちなみに、駸邪の反応はいつも通り、嫌悪感丸出しの嫌な表情をしていた。
「ロウファ!!シンヤの足を引っ張るような事したら、タダじゃおかないわよ!!」
「は、はい!!」
そして・・・龍虹には睨みつき厳しい表情で物を言うマリー。そう言われた彼は、ビクッと体を一瞬震わせた後、『気をつけ』の姿勢になる。完全に駸邪と龍虹の扱いが違っていた・・・
「あんたはいつもあの先生の弾に当たっているおかげで腕立て伏せする回数が多いんだから今日は頑張ってよ!!」
「は、はいっ!!!」
「・・・そう責めるのは・・・いけないよ・・・マリー・・・。・・・龍虹だって・・・頑張ってるんだから・・・。」
「シンヤがそう言うならもう責めないわ♪」
駸邪に声をかけられたのが嬉しいのか・・・先ほどより強くギューと抱きしめるマリー。当の本人は眉をしかめるほど大迷惑で・・・龍虹は残念そうに寂しい顔をする。
「・・・もうそろそろ準備して。・・・先生が・・・ロケット花火を上げる頃・・・だから・・・。」
「分かったわ♪シンヤの為に頑張るわね♪」
駸邪がそう言うと・・・マリーはようやく離れ、大木から渡されたスナイパーライフルを持ち直す。それを見た駸邪は・・・やれやれと安堵のため息を吐き、自身も渡された機関銃を点検しようとした時・・・
「あ、そうだ、シンヤ♪」
「・・・何?」



ヒューン・・・・・・



「沖縄旅行は私と一緒に過ごそうね♪」



・・・パァン・・・・・・



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あきゅろす。
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