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版権作品
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「なんや。ルナにはすぐに名乗るんやなぁ。いけずなオトコやねぇ」

「ウルセェー。ルナ様は王女だ。名乗るのは当たり前だろーが! ――つーか近付くんじゃねぇー」


 その後、王女ルナティアが最も信頼を置く側近になるということを、このときの二人はまだ、知るよしもなかったのである。


「あー! ユーシずるい! ケーゴ、うちも抱っこー」

「えっ!? ちょっ、うわぁっ――!?」





《END》

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