[long]
見てしまった記憶
怖い、怖い
一人になるのが
「待ってください!!」
目の前の3つの影。
「ミーを置いてかないで下さい!!」
よく見ると、そこには6つ、影がいた。
三人が三人の首を鎖で繋いでいた。
噂に聞くヴィンディチェか…
「師匠ー!!」
だんだん消えていく。
だんだん遠くなっていく。
怖い、怖い
一人になるのが、怖い…
「うわぁぁぁあっ!!!」
目の前に飛び込んできたのは、見慣れた部屋の風景だった。
「夢か…」
それにしても、なんの夢なんだろう
自分にはない記憶。
"待ってください!!"
"ミーを置いてかないで下さい!!"
そうか
フランさんの記憶なんだな
やなものを見てしまった
今は2時4分前
まだ寝れる時間はある
(見てしまった記憶は夢なのか)
(それともフランさんの負の感情が産み出した幻覚なのか)
backnext
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!