[
携帯モード]
[
URL送信]
DRRR!!夢[臨也]
池袋某所・帝人視点
「それじゃあ、また明日ね、園原さん」
「あ、はい……また明日」
僕はいつもの所で園原さんと別れ、一人帰路についた。
今日も、いつも通りの日常。だけど、少しだけ違う。
いつも一緒に居た友人の欠落。
二度と会えないわけじゃない。ネットの中で再会した。でも、ちゃんと、面と向かって話ができない。
「いつか……ちゃんと会って話そうね……」
僕は誰に言うでもなく、そっと呟いた。居なくなった友人――正臣に届くように。
この時、僕は何も知らなかった。いや、知るわけがなかった。
この先に起こる、非日常の登場を――。
[*前へ]
[次へ#]
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!