[携帯モード] [URL送信]

DRRR!!夢[臨也]
 


「ねぇ」

『ん?どうした?折原臨也なら人類の為に今、私が消そうと思ってる』

「うん、コイツが消えればにんげんは救えるだろうけど、今はまだほっといて」

『? どうしてだ?』

「こんなどうしようもない奴だけど、一応、私の雇い主ってことになってるから」

「俺はどういう反応をすればいいのかな……?」

『大丈夫だ。もしもの時は新羅と私と雪華、三人で暮らせばいい!!』

「嬉しいけど、大丈夫。自分の身は自分で守れるし、もしもの時は助けを呼ぶ」

『雪華……』

「本当に大丈夫。あ、最後に一つ、聞いていい?」

『なんだ?』

 本当は他にもたくさん聞きたいことがある。だけど、今はこれだけ聞きたい。
 私は静かに口を開いた。

「貴女は――にんげんですか?」




[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!