[
携帯モード]
[
URL送信]
DRRR!!夢[臨也]
「……なにそれ?」
「えっ……知らないの?」
「知らない」
「ふぅん……」
折原臨也は薄笑いを浮かべながら頷いた。
……なんか気持ち悪い。
「ま、いいや。改めておはよう、雪華。気持ちの良い朝だね」
「貴方のせいで気持ち悪い朝を向かえた」
「おはよう、って返してくれないの?」
「……言ってほしいの?」
「うん」
満面の笑みを浮かべながら答える折原臨也。
「……嫌だって言ったら?」
「今すぐ君を襲っちゃおうかな♪」
「死ねばいいのに」
「酷いなぁwで、どうするの?おはよう臨也、って言ってくれる?」
……馬鹿らしい。だがこのままでは話が進まない。
「しょうがないな……ぉ、おはよう」
「俺の名前まで入れて」
「……おはよう……臨也」
挨拶とか慣れないな……。どうしてそこまで執着するのだろう?
聞こうと思ったけど、昨日と同じ答えが返ってきそうなのでやめた。
全ての元凶たる折原臨也は私を見てケラケラと笑っていた。実に腹立たしいことこの上ない。
「いやぁ、ほんと面白いよね、君。挨拶だけでそこまで強張るなんて。初めて見たよ」
「貴方って、いつ死ぬのかな?」
あまりにもイラついたのでサラリと言ってやった。
「起きると可愛いげなくなるね」
「……うざい」
「アハハww好きなだけいいなよ。あ、そうそう、わざわざ君を起こしたのはね、朝ご飯を作って貰おうと思ったんだ」
「朝ご飯?」
「そう。雪華手作りの朝ご飯」
「パンでいいじゃん」
「えーっ!!どうせなら雪華の作ったご飯食べたーい」
[*前へ]
[次へ#]
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!