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DRRR!!夢[臨也]
 


「……なにそれ?」

「えっ……知らないの?」

「知らない」

「ふぅん……」

 折原臨也は薄笑いを浮かべながら頷いた。
 ……なんか気持ち悪い。

「ま、いいや。改めておはよう、雪華。気持ちの良い朝だね」

「貴方のせいで気持ち悪い朝を向かえた」

「おはよう、って返してくれないの?」

「……言ってほしいの?」

「うん」

 満面の笑みを浮かべながら答える折原臨也。

「……嫌だって言ったら?」

「今すぐ君を襲っちゃおうかな♪」

「死ねばいいのに」

「酷いなぁwで、どうするの?おはよう臨也、って言ってくれる?」

 ……馬鹿らしい。だがこのままでは話が進まない。

「しょうがないな……ぉ、おはよう」

「俺の名前まで入れて」

「……おはよう……臨也」

 挨拶とか慣れないな……。どうしてそこまで執着するのだろう?
 聞こうと思ったけど、昨日と同じ答えが返ってきそうなのでやめた。

 全ての元凶たる折原臨也は私を見てケラケラと笑っていた。実に腹立たしいことこの上ない。

「いやぁ、ほんと面白いよね、君。挨拶だけでそこまで強張るなんて。初めて見たよ」

「貴方って、いつ死ぬのかな?」

 あまりにもイラついたのでサラリと言ってやった。

「起きると可愛いげなくなるね」

「……うざい」

「アハハww好きなだけいいなよ。あ、そうそう、わざわざ君を起こしたのはね、朝ご飯を作って貰おうと思ったんだ」

「朝ご飯?」

「そう。雪華手作りの朝ご飯」

「パンでいいじゃん」

「えーっ!!どうせなら雪華の作ったご飯食べたーい」




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