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短編小説
うさぎさんと、たかのさん
会話文のみです。




「小野寺」


「なんですか」


「編集者はまず形から入ることが大切だ」


「はぁ…」


「で、お前はまず月刊エメラルドは何なのかを知ることが重要だ」


「…で…」


「これをつけろ」


「なんですかコレ…なんで俺がうさぎの耳なんか付けなきゃなんないんですか…」


「ティンクルになれ」


「あんたおかしいだろ!!!」


「そして脱げ」


「はぁああ??!!」


「ティンクルはうさぎだ。うさぎが服着てたらおかしいだろ、そんなこともわかんねぇの?お前」


「わけわかんないのはあんたの方でしょう!!」


「ほら、いいから脱げって。あ、靴下は白地に赤の水玉だからな」


「なんでそこだけこだわるんですか?ていうか、靴下は履いていいってどういうことですか」


「ティンクルは靴下必須。お前が裸に靴下だけっていうのも、必須」


「意味不明です!ああもうベルト下げないでくださいって!!」


「駄目」


「んんっ…………ぷはっ。キキキスしてごまかすの、やめてください!つか抱きつくなっ!!」






「律、好き」



「っ!!!!」


















「……あっちで、しよっか」




「…………」







「…………高野さんなんて、大嫌いです」

















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この後、ティンクルの恰好をした律ちゃんは朝まで泣かされ、翌朝目がうさぎのようになってしましたという続きがあればよいなwww





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