短編小説
両想いその後
※会話文のみ
「なー小野寺」
「なんですか」
「俺のこと好き?」
「なっ…何いきなり変なこと聞いてるんですか!仕事中ですよ?修羅場中なんですよ?!俺30時間寝てないんですからね?!!!」
「いーじゃねーかよどうせ2人しかいねーんだからよー。俺だって寝てねーし風呂すら入ってねーよ」
「そういう問題じゃないです!」
「で、俺のこと好き?どこが好き?」
「馬鹿じゃないですか!変なことばっかり言ってないで早くゲラチェックして下さいよ!!」
「あっそ。可愛くねーなー。ちょーっと素直になってきたかと思えばコレかよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「おら、新しいゲラもよこせ」
「・・・・・・高野さんの」
「あ?」
「仕事出来るとことか」
「へ?」
「厳しいけれど、ちゃんと俺のこと見ててくれる所とか」
「律」
「・・・10年間、俺のこと好きでいてくれた所とか」
「・・・・・・律」
「っ、いや!別に今のは幻聴です気にしないでくださ
「これ終わったら、ここでめいっぱい可愛がってやるから覚悟しとけ」
「可愛・・・って俺男ですよ?!しかも職場!!!」
「さー仕事すんべ」
「高野さん!!!」
「俺も大好き、律」
「〜〜〜〜〜っ」
こうしてエメラルド編集部の夜は更けるのであった。
――――――――――――――――――――――――
両想いになったら、高野さんはすっごい甘えん坊になると思うの。
血液型はA型に近いO型か、その逆かな。
律っちゃんはA型かB型。公式あったら教えてくださいww
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