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happytreefriends
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願いはすぐに叶った
夢じゃないかと思った
ついさっき、姉ちゃんが帰ってきて

「フリッピーが…死んじゃった…」

泣きながら、アタシに抱きついてきた
嘘だと、信じたかった

「姉ちゃん、それ、本当?」
「うん…フリッピーが…私に突っ込んできた車から私を助けようとして、そのまま跳ねられて…私、車にひかれても、大丈夫なのにっ…」
「そんな…」

ショックを受けたふりをして、本当は嬉しかった
姉ちゃんが、アタシだけのものになる
嬉しい、フリッピーが、死んだ

「姉ちゃん、泣かないで」
「だって、だって…」
「フリッピーは、姉ちゃんを、自分の命を省みずに助けようとするくらい、愛してたんだから」
「だって…フリッピーが、フリッピーが…」

姉ちゃんが泣きじゃくりながら、フリッピーの名前を連呼する

「わた、し、私、フリッピーと離れたくない…」
「…」

フリッピーが死んだくらいじゃ、駄目なのか
そう思うと、凄く悲しくなった





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