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Love Boys
後悔 〈復活〉




※ムクツナ的な小説です。





 お前がいなくなってから自分の本当の気持ちに気付いた。
お前がいなくなったあの日から俺は後悔し続けた・・・・。









「くそっ。」
(強すぎる!)
 俺は思わぬ敵と遭遇し、戦っていた。相手が強すぎて、死ぬ気モードでもまったくではないが歯が立たない。
「こんな弱っちぃ奴がボンゴレ10代目ってか?聞いて笑わせる!」
 敵は言って、笑っている。
「うるさい!」
 俺は叫んで敵に突っ込んでいった。しかし、いとも簡単に避けられ思いっきり俺の腹を蹴った。「うっ。」と唸り、飛んでいって壁に激突した。
「あばよ!」
 敵が言い、銃俺に向けて撃とうとした。
(殺られる!)
 そう思った時、






「背後がスキだらけですよ?」






 敵の背後に誰かが立っていて、そこから聞きなれた声がした。敵が後ろを振り向いた途端、敵はすっ飛んでいった。俺を助けてくれたのは、



骸 だった。



 その名前を呼ぶと、「はい。」と骸は笑顔で答え、俺に近づいた。

「大丈夫ですか?綱吉君。」

 そう言いながら骸は俺に手を差し伸べてくれた。俺はその手に掴まって立ちあがる。

「有難う、骸。」

 お礼を言うと、「どういたしまして。」と笑顔で骸は言う。
「でも、なんで骸がここにいるの?」
 聞くと、

「僕がここにいてはいけませんか?」

と、逆に聞かれた。
「いや、そういうわけじゃないけど・・・。」
「綱吉君の危機とあらば、僕はどこへでも行きますよ。だって、僕は綱吉君の恋人ですから。」
それを聞いた俺は「は?」と怪訝そうな顔をした。(多分)



「誰がお前の恋人だって?」
「綱吉君。」



 俺は、聞いた直後に骸の頭を思いっきり殴ってやった。
「いったー!命の恩人に何をするのですか!」
「いや、なんとなくな。」
「なんとなくですか・・・。」
 話をしていると、敵が起き上がり、

「クソがぁ!!」

と叫びながら銃を俺達に向けて撃った。すると骸が俺を持ち上げて近くの倉庫の一番上に乗っかって、俺を下ろし、
「ここで待っていてください。」
 そう言って敵に向かって行った。そして、幻術で殺り始めた。・・・時間が経って、敵を倒した。

「お待たせしました。」

 言って、俺のもとに来た。多少の傷を負っているが、平然とした顔でいる。

「さすがだね・・・。」
「それほどでも・・・。それに綱吉君の為なら、どんな奴でも倒しますよ、命を懸けて・・・。」

 骸はそう言う。
 これでやっと終わった・・・。と思えたのは一瞬で、










「綱吉君、危ない!」







骸に言われた直後、敵がダラダラ血をたらしながら、俺に向けて銃を撃ちはなった。そして、敵は完全に倒れた。





(今度こそ殺られる!)
 そう思ったが、痛みはいつまで経っても無かった。目を開けてみると、





血で染まっている地面の上に倒れている骸がいた。








「骸・・・?」
 この光景を目にして、俺は地獄に堕ちた気分になった。
俺は膝をついて骸を起こした。



「綱吉君、無事・・・ですか?」



 途切れた声で聞いてくる。

「俺は大丈夫だよ!でも・・・。」

「よ、かった・・・。」

 骸はそう言う。俺は涙を流す。

「泣か、ないで下さい・・・。」
 そう言い、自分の手で俺の涙を拭う。



「綱吉君、僕は、貴方が好きです。」


「骸、喋っちゃ駄目だ!」
 俺は言うが、骸は喋り続ける。


「誰よりも愛しています・・・。




      綱吉君も僕のこと、好きですか?」


「え・・・?」
「聞かせてください、綱吉君の、気持ちを・・・。」

「・・・好き・・・だよ。・・・俺も骸が好きだよ。」

 返事をすると、

「嬉しいです・・・。最後に貴方の本当の気持ちを、聞けて・・・。」

 そう言ってきた。


「最後・・・?最後って、何だよ!最後だなんて言わな・・・。」


 俺が言っている途中で骸がキスをしてきた。














「Goot night Tsunayoshi. I love you with all my heart.」













 笑顔で骸は言い、涙を一粒流し、目を静かに閉じ、眠った。


「骸・・・?冗談だろ・・・?目、開けてよ・・・骸・・・。」


 俺は信じたくなくて、何度も何度も体を揺らした。しかし、骸は起きなかった。



「・・・っ!骸・・・!うあぁぁぁぁぁ!!!!!」



 俺は声が枯れるまで叫び続けた・・・。





 俺はこの時初めて自分が骸のことを愛してること・・・好きだということを自覚した・・・。


                                                  END.
〜コメント〜
 うっわぁ〜変な小説ww
ヤベェ・・・骸死なせてしまった・・。
あ、あと、コレも昔書いてみた小説です。
昔は復活大っ好きだったから・・。いろいろとかいてたんだよねぇ・・・。
そしてそれをこっちにまわしてみるwww
へんなやつですが、目の毒になりますが・・。
暖かな目で見てやってくださいませませ・・・。



                        作者:凛祢








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