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Love Boys
「屋上での出来事。」 〔夏目〕




 昼の授業をサボって夏目は屋上に行った。
 屋上への扉を開くと眩しい太陽の光が見え、夏目はあまりの眩しさに目を細めた。
 太陽の光の眩しさに細めていた目がなれてきたらしくあたりが少しずつ見えるようになってきた。
 一歩前に出て目の前に誰かがいるのに気付き、夏目は目の前にいる人の所に歩いて行く。

「田沼?」

 相手の背中に後ろまで来て、いつの間にか”田沼?”と呼びかけていた。
 田沼は後ろを振り返り、「夏目か。」と呟いた。

「キレイな空だよな。」

 夏目は、空を見上げながら呟く。それに答えるように田沼も呟く。
「あぁ。そうだな。」

「「・・・・。」」

 二人の会話がなくなった。
 夏目はずっと、キレイな空を眺めている。田沼はそんな夏目を見ている。10分ほどして、ずっと自分の方に視線がきているのに気が付いたのか、夏目は空を眺めるのをやめて田沼に視線を向け、

「何?」と笑顔で呟いてみた。二人の視線が重なって見詰め合っている状態になっていた。
「えっ。あっ・・・あーなんでも・・・ない。」

 田沼は、急いで目をそらして顔を紅く染めていた。
 また、会話がなくなった。
 夏目はフェンスに寄りかかった状態で座り、また空を見上げていた。田沼は不思議に思い、夏目に今思っていることを言ってみた。
「夏目・・・。なんか悩みでもあるのか?」
「えっ。別に・・・何もないよ。」
「うそ。」
「本当。」
「絶対なんか悩んでる。」
「・・・。」
「夏目・・・。一人でなんでも抱え込むなよ・・・。なんのために俺がここにいるんだよ。」

 田沼は小さな、耳を傾けてやっと聞こえるってくらい小さな声で呟いて、夏目に優しくキスをした。
 夏目は一体何が起こったのか理解できていない。
 そう、本当に一瞬の出来事だった。

「田沼・・・?」
「・・・。なぁー。夏目・・・。たまには俺を頼ってくれよ。」

 夏目の頬に優しく触れながら言った。そして夏目の方に顔を近づけ、またキスをした。
   今度は少し長いキスを・・・。


   −END−(強制終了((笑っ)))

アトガキ☆ アハッ♪うん。無理矢理終了させていただきました。夏目の小説なんてかけねーよ!!て思いつつ書いてみました。その前に夏目友人帳のことあんまり知らないから・・・。こんな感じかっ?みたいな。
ちょっと疲れた。

でわ、此処まで呼んで下さった方感謝です。

                    作者:穂乃花


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