緊急!第78回隊長会議Z
直
「なんとかこの方の身元は分かったみたいですけど…この方の能力のはどうするんですか?」
マオ
「黒く光った、から…まだ知らない能力が宿る可能性がある、ね……」
蘭
「頼もしい限りだけど…扱い方がわからない能力なら…同時に危険も増大するわねぇ…」
涼
「ですが、手が増えれば作戦の練り方も増えますし、成功の確率も上がるというものです」
晶
「確かに…あの無茶な作戦と言えるのかどうかすら分からない作戦を成功させるには…手は多い方が良いですね」
涼
「…晶」
晶
「ふふ、すみません」
優
「…何にせよ、我々は強要出来ん。この娘が我が騎士団に入隊する決意を示さんことにはな」
津
「…そうね。一晩、ゆっくり考える時間をあげましょ。また明日、答えを問うわ」
直
「はい。僕はそれでいいと思います」
マオ
「まだビーちゃん…迷ってる…って言うより、混乱してるもんね……」
蘭
「そうね……異論はないわ」
B-105
「…わかった。この組織のことはさっきマオに聞いたし…ゆっくり考えて、納得する結論を出すよ」
優
「それがいいだろう。…それでは、今晩はもう遅い。今回はこれで解散だ」
陽
「あーあっ!疲れたっと!俺もう寝るねー」
蘭
「そうねぇ。陽ちゃん見てたらなんだか私まで眠くなっちゃった…」
津
「ま、仕方ないわよ。今日は任務もこなしたんだし。久しぶりにゆっくり寝かせて貰うわ」
晶
「そうですね…ではアカ隊長、お先に失礼しますね」
優
「ああ。……小娘、お前も休め」
B-105
「うん。……わかった」
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