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雨のち晴れ。
E
「あの…あのね」
「うん?何?」
「私…」
しばしの沈黙の後
「ううん、ごめん。やっぱなんでもない。ごめんね」
やっぱり言えないよ。
そんな私の頭を、霧人は何も言わずにそっと撫でてくれる。
「もう、帰るね」
そう言って立ち上がると、霧人も立ち上がり
「そっか。送るよ」
そう言ってくれた。
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