[携帯モード] [URL送信]

雨のち晴れ。
@春
私は今、進路指導室に呼び出されていた。

目の前には担任の月島隆二先生(32歳独身)。



長い沈黙。



変な汗が出てきたよ。

「松原…お前、本当にこの大学行くつもりか?」

「え?ダメ?」

「ぶっちゃけ今のままじゃ無理だな」

進路のダメ出しをくらい、一気に凹む。


どうしても行きたい学校だった。

ここじゃなきゃダメ。

絶対に。

「今から死ぬ気で頑張れば、行けないこともないが…」

「じゃあ今から死ぬ気で頑張ります!」
そう言うと私は席を立ち、教室を飛び出した。


[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!