雨のち晴れ。
H
翌日、私たちは勉強のことを忘れて、はしゃぎまくり遊んだ。
「あ、次、次あれ乗ろう!観覧車」
私は大きな観覧車を指差し
「そうだな。行こう」
霧人に手を引かれ、観覧車に向かって走る。
観覧車に乗り込み、観覧車はゆーっくりと回っていき。
「…霧人、無理しない方がいいよ…。怖いんでしょ?」
さっきからぎこちなく固まったままの霧人。
霧人は高所恐怖症らしい。
今日も絶叫系には乗っていない。
そんな霧人がかわいく思えてしまう。
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