短編
繋いだ手
キルアは冗談をよく言うし、嘘もついたりするけど、
昔からよく一緒にいるから分かる。
本気で言ってる。
「……………………………………………………
あたし、一緒に行ってもいいの…………?」
キルアに会えなくなることなんて考えたことがなかった。
会えなくなるなんて、嫌だ。
…………………………そうか、
あたし、
キルアのこと好きだったんだ。
ただの好き、じゃなくて、
これは恋なんだ。
「二人なら絶対に楽しく生きてけるぜ!」
あたしは、
キルアに差し出された手を
握り返した。
この手、ずっと離さないでね?
ーendー
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