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〜forever〜 永遠に


「…で、王女の午後からの予定は何ですか?」

「やる気になってくれたか〜ハハハ」



――――――



「……というわけだ」

「シェリル様は私がお嫌いで?」

見るからに落ち込んでしまった王女・・・

「いやっ、あいつは女性そのものが苦手
なんだ…(…タブン)」

「そこで」

ビシッ/

「女性で尚且つ、王女という嬢さんは成功するのですっ!
この『シェリルの顔を見るぞ!!』作戦に…」




「王女様、シェリルが来ました」

約束の時間の10分程前になりシェリルは身分を弁えてか早めに来た
しかし、何時もの平常服(グレーのコートにフードを深く被る)だった

「嬢さんっ、言ってきな、、
いいかぁ?転ぶフリをしてシェリルのフードを取るんんだぞ・・」


「・・・はい」

今になって緊張してきたのか、
先ほどまでの凛々しさが欠けてきている



サァッ

しかし自身のドレスを翻す姿は少女ではなく
一人の女性のようで
その場に居た者たちは時を忘れて見入ってしまった


「シェリル様!」

シェリルが立つ位置の後ろ側から
大きすぎることも小さすぎることもなく、その
ソプラノの美しい声でアシェリーナはシェリルを呼んだ


「お待たせしてしまってすみませっ!?」


態勢は前方に傾いた
ドレスの裾を自分で踏み、如何にも転げそうだということをアピールできた
剣士団のシェリルは反射神経もよく咄嗟に
アシェリーナを支えた


 出来る


シェリルが何かを言っているが、今のアシェリーナには何も
聞こえない、シェリルに触れているという喜びと、緊張で心
がドクドクと早々に脈を打ち、静まらないのだ

パサッ




アシェリーナがシェリルのフードをはがした











(第1夜「完」)



―――第2夜予告―――


「なっ/////」
一気に赤面してしまった王女


「「なぁにぃ―!!!」」
心底驚く剣士団諸々



 シェリルは一体…



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あきゅろす。
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