新フェアリー 本編
11
その1機を落とした時、無線が入った。
『遅れてすまない。スクランブルを受け援軍に来た』
『第6航空師団所属、第21戦闘航空隊。通称 ガーゴイル隊 だ』
2機編隊(しかも隊長機と思われる機体は旧式のF-4E)の増援。
少ないが、今はこの戦力でも十分だ。
「ありがたい。こちらは第2独立部隊。
フェアリー隊 だ。」
『独立部隊って…まさかエリート部隊?!』
驚きの声が返ってきた。
確かに表面上では選りすぐりのエリート部隊とされているが、その実はーー
『そんなんじゃねぇからよう、誰でもいいから俺の後ろにいるテロ馬鹿野郎をなんとかしてくれ!』
いくつか言葉が汚い伊波は置いといて、テロ対策部隊。
それが本来の目的。
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