[通常モード] [URL送信]

フェアリー隊 外伝1


「さて…君達には大きな借りがある」
「そんな…私達は与えられたミッションをやっていただけで…」
「おまけに失敗しました」
「いや…そんなに落ち込まないでくれ。
あの事件は本当に…残念だった…」

あの事件…三年前
俺達が担当したあのミッション…

「しかし彼女は生きている。
私にはそれだけでも十分だ」
「………………………」
「さて…君達への頼みとは…これを預けたいんだ…」

そう言うと、国王は茶封筒を俺達に渡した

「…これは!!」

中を確認した俺は驚いた

「国王陛下…これは………」
「AFR-08 ワイバーン]V
我が国の最新鋭、空中母艦だよ」
「そんな…こんなもの……」

AFR-08…開発ナンバーはXAR-13
数えること13機目の試作空中母艦に当たるこの艦

そして俺はもう一枚の報告書を見て驚いた

「こ…これは!TLSレーザーユニット!!」

戦略レーザー それは全てを焼き付くす閃光として知られていた。

「この艦、そして小型空母であるAFR-10 ドラゴンフライを君に託すよ」
「…いや……一体どういう…」
「…我がスフィア王国をしばらく鎖国する」
「ちょ!」
「陛下どういう!」

勢いよく二人が立ち上がる

「まぁ、二人とも落ち着きたまえ」



[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!