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フェアリー隊 外伝1


「そんなの許さないんだから」

部屋に突如入ってきたのは由貴だった。

「お前…どうしてここに?
麻衣はどうした?」

「用意された自室でゆっくり休んでるわ」

適当な椅子に腰を下ろす。

「それで?どんな状況?」

「…重盛が独立部隊を作ろうとしている。」

伊波が言ったが、陵に叩かれる。

「…私は置いてけぼり?」

「いや、そう言うつもりは…」

「じゃあ、どう言うこと?」

「いやだから、麻衣の世話をだな…」

っと話していると、警報が鳴り響く。

「なんだ?!何事だ?」

『エマージェンシー、エマージェンシー!
所属不明機が本基地に向け飛行中。
パイロットは搭乗機にて待機。繰り返す…』

重盛達も格納庫へと走った。



格納庫に着いた時、滑走路は明るく灯され、他の格納庫は慌ただしかった。

「すぐ出られるか?」

「ダメですよ。機体の整備も終わってないし、なにより私達には飛行許可が出ない。」

そう。
重盛達は部外者だ。

そんな彼らに飛行許可が降りるはずがない。

そもそも、来客ですらない彼らに…


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あきゅろす。
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