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フェアリー隊 外伝1


今はと言うと、部隊長であった俺が預かっている

理由は意識が戻るやいなや、俺をお兄ちゃん呼ばわり…
なつかれた事

そして、部隊長として任務の失敗で受けた責任を受けるため、国王に処罰を聞くと…

『記憶が戻るまで側に居てやれ』

との命令を受けたためである。

まったく…これでは責任もなにも無いだろうに…

大体、一人っ子の俺に突然妹なんて……

まぁ、幸運だったのはフライトオフィサーを(強引に)やっていた由貴が居てくれた事だろう。

彼女が一通りの世話をしてくれた。
お陰で、突然の襲来にもなんとか対応できた…

「そうか…それはよかった…」

国王は不意に笑みを浮かべた。

「君達も久しぶりだね」
「ご無沙汰しています陛下」

俺の後ろにいた二人…
伊波 智也 少尉 そして
陵 唯笑 少尉

こいつら、そして俺を含めた3人が
フェアリー隊のパイロットだ

「お元気そうでなによりです」
「ははは…まぁ、掛けてくれ」

俺達は促されるまま椅子に腰を掛けた



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