フェアリー隊 外伝1 3 今はと言うと、部隊長であった俺が預かっている 理由は意識が戻るやいなや、俺をお兄ちゃん呼ばわり… なつかれた事 そして、部隊長として任務の失敗で受けた責任を受けるため、国王に処罰を聞くと… 『記憶が戻るまで側に居てやれ』 との命令を受けたためである。 まったく…これでは責任もなにも無いだろうに… 大体、一人っ子の俺に突然妹なんて…… まぁ、幸運だったのはフライトオフィサーを(強引に)やっていた由貴が居てくれた事だろう。 彼女が一通りの世話をしてくれた。 お陰で、突然の襲来にもなんとか対応できた… 「そうか…それはよかった…」 国王は不意に笑みを浮かべた。 「君達も久しぶりだね」 「ご無沙汰しています陛下」 俺の後ろにいた二人… 伊波 智也 少尉 そして 陵 唯笑 少尉 こいつら、そして俺を含めた3人が フェアリー隊のパイロットだ 「お元気そうでなによりです」 「ははは…まぁ、掛けてくれ」 俺達は促されるまま椅子に腰を掛けた [*前へ][次へ#] [戻る] |