小説 フェアリー隊
3
コンコン
「は〜いどうぞ」
ガチャ
「っよ麻衣」
心配になって見に来る
…俺も馬鹿だな
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「様子を見に来たんだよ」
「仕事は?忙しいんでしょ?」
「休憩だよ」
「私の部屋は休憩室じゃありません」
「ははは、わかってるよ 今、ヴァンシーに向かってる。40分もすれば着艦だ」
「っえ?ヴァンシーに行くの?」
「ああ、燃料も危ないしな」
「でもこの機体、仮にも空母でしょ?」
「この機は大丈夫なんだが、うちの戦闘機がな」
「じゃあ、次襲われたら?」
「アウト」
まぁ久しぶり…ってか始めてのスクランブルで一回分しか積んでなかったのが痛手になってるんだが…
「………」
「まぁ大丈夫さ。この機体だけでも何とか戦えるし」
「うん」
「さてと…それじゃあ、またあとで」
ガチャ、バタン
ふぅ…まぁ大丈夫そうだな
さて本当に休憩しようかね…
優友は隊長室に戻っていった
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