小説 フェアリー隊 1 4月26日 周回軌道上 ヴァンシーW 「〜〜〜〜〜〜〜」 大きな欠伸… 結局あの後、アリシアと喋り尽くして そうこうしている内にヴァンシーに到着 何だかんだで就寝に着いたのが0400時だった 「〜〜〜〜〜〜〜〜」 「今日何回目の欠伸ですか?」 「ん…5回目…」 「数えてたんですか…」 苦笑いを浮かべた由貴が差し出してきたのは 温かそうなコーヒーだった 「ん…サンキュー…」 「それでも飲んで、早く目を覚ましてくださいね」 そう言って部屋から出ていった 「…苦い」 見た目はカフェオレだが、ミルクだけ入ったミルクコーヒーだった 「…さっさと動くか……」 優友は着替え始めた ヴァンシーW ─訓練室─ 「さて!今日からシルフの諸君らには特別訓練を行ってもらう。 特殊着艦及び発艦、母機との連携等やることは山積みだ。 これを3日に分け、マスターしてもらう」 「初日の今日は、シュミレーションを使ったデモンストレーション 2日目は実際に機へ乗り込み、練習 3日目は機体を飛ばし、発艦、着艦をしてもらいます」 「ワイバーンへのアプローチを一発で成功させたやつもいるが、各員 確実にステップアップさせていこう」 『了解。』 「さぁ、始め!」 [次へ#] [戻る] |