[携帯モード] [URL送信]

小説 フェアリー隊
10

俺の慌てっぷりに動揺したのかシルフの隊員までくっついてきた

「ヴァンシーからの回答は?」
「ありました。
やはり現時刻、飛行申請をした機はないようです」
「っで?噂の物体は?」
「方位270、M0.8で当艦に接近中」

突然、扉が開き…

「おい、優友
 お前の機体が喧しく反応してるぞ」

伊波が入ってくる

「ん?なんて?」
「“アンノウン接近中、警戒せよ”だと」
「入りました。
反応は1機、IFF応答なし」
「ふむ…戦闘機…か」
「どうします?隊長」

由貴が尋ねてくる

「シルフは発進不可能だし、アヴェンジャーの機体もここには無い…」
「ホーネットなら動かせるぜ」

ん?ホーネット?
そうか!今のワイバーンにはスーパーホーネットが3機積んであるんだったな!

「そうか…そうだったな!
よし、アヴェンジャー隊の2番機まで発進
 急いでくれ!」
『了解!』
「距離150km、速度以前変わらず
 接触まで約9分」
「わかった。
 由貴、万が一に備えて対空戦闘配備」
「了解!
 ミサイル発射番、1番2番発射用意」
「アヴェンジャー発進準備完了」
『はいよ
全計器、異常なし
いつでも行けるぜ?』
「OK、アヴェンジャー発進!展開しろ
輸送機!減速して後方に付け」
『ラジャー』
『了解。』



[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!