小説 フェアリー隊 8 ヘルムート・ワルサー・リョウスケ視点 「えぇ〜っと…」 「ほら隊長、しっかり」 時は2000時 場所は首都管区防空指令部のアドラー隊専用ブリーフィングルーム 僕、ヘルムート・ワルサー・リョウスケは椅子に立たされて居た 「あはは…ありがとう みんな、改めて アドラー隊 隊長を勤めますリョウスケです よろしく!!」 そう、就任挨拶のため 「こちらこそです」 ルキ・スティンはテンション高めに答える 「おう、よろしく!」 片手をあげ答えるトマホークことトム 「よろしくな!」 半分、ネジでも飛んでるような パーティーの時との変わり様のウォルト 「また皆と飛べることになってよかったよ」 「本当だね 皆バラバラに配属されるんだと思ってた」 まったくだ あの総隊長、大丈夫なんだろうか? そう言えば、たしかこの時間… 「ほら窓を見て! あの空中空母が上がていく!」 やっぱりワイバーンの離陸時刻だったか… 「さて…軽く弾けますか!」 『おぉ!』 [*前へ][次へ#] [戻る] |