小説 フェアリー隊 4 こうして各地にばらけていくこととなった各隊… しかし、具体的に命令を受けてない隊が2つ… 「さて…シルフに、アヴェンジャー?」 「はい」「ん」 「とりあえずヴァンシーに上がるぞ。 今日の2000時発、搭乗員は1時間前に此所に集合だ」 『了解。』 「アヴェンジャーは解散。シルフには少し話がある。」 「了解。それじゃ、お先〜」 (相変わらず、無駄に元気だな) 伊波を見ながらそう思う。 「さて…改めて シルフ隊、隊長を勤めさせていただく重盛大佐だ。 敬礼はしなくてよし!」 「それで、なんだが 君達3人には上に上がってから、訓練を受けてもらうことになる。 それに、出撃機はF/A-18Eになるだろうな それに母艦はワイバーンになるから…」 「ワイバーンって後ろのでかいヤツか?」 「そうだ。 見ての通りデカイが着艦口は30mぐらい 適確に侵入しないと落ちるぞ 左右の余裕は5mぐらいしかないかもしれない。 俺は慣れてるから難しいとは思わないけど…」 「う〜ん…」 「後、向かい風がキツいぞ。 なんせ筒を抜けてくるからな」 「マジかよ…」 「まぁ、航行可能速度で突っ込んでも フックが引っ掛かれば止まるから、安心しろ 多目的フック、普通のやつより一回り大きいんだ」 「へぇ…」 「しばらくはアプローチ時にワイバーンも最低速度で航行するようにするよ」 [*前へ][次へ#] [戻る] |