小説 フェアリー隊 2 4月25日 首都 ノースポイント ─メイナードホテル─ 「ふぅ…」 あれから5日… 机の上に積まれた書類の束は無くなっていた 結局新しく配備される戦闘機は ユーロファイター タイフーン 1機 F-22A 4機 F-15E 2機 Su-37 1機 ラファールC 1機 あと実験機として F-35Cを5機配備 予備機として F/A-18Eが7機配備されることになった また、第25、23各戦隊は旧通称を使い 現フェアリーを2つ ─アヴェンジャーとシルフ─ に分ける そして、 第25戦隊─クロノス隊─をダリス島航空基地へ 第23戦隊─アドラー隊─は首都管区防空指令部に そして 第11戦隊─アレス隊─を現フェアリーを2分した片方─シルフ隊─へ 元よりある隊─アヴェンジャー隊─にはヴァンシーWを警護してもらう これで合計4つの戦隊に分けて配備することになる 「さて………」 俺はチェックアウトの準備を始めた そこに…… 「重盛大佐」 由貴が入ってきた 階級を付けて呼ばれると言うことは“仕事”の方だな… 「どうした?」 「あの…配備予定を見る限り、シルフはワイバーンとの事ですが、彼ら空中空母への着艦訓練を行っていませんし、配備予定機も、ワイヤーフックがありませんよ?」 「あぁ、その事については、任命式のとき言うよ さぁ、急いで首都管区防空指令部に行こう」 「了解。」 こうして俺達はホテルを後にした [*前へ][次へ#] [戻る] |