小説 フェアリー隊
3
伊波 智也 視点
『戦闘機部隊交戦を開始します』
管制室が言う通り目の前にはB-2…爆撃機
「フォース交戦!フォックス3!」
XMAA…中距離対空ミサイル発射!
『ルージュ交戦!』
『ブラック交戦!』
『ほ、ホワイト交戦!』
派遣されて満足に説明を受けないまま交戦とはな…
っあ…かわされたか…
「おい!管制室
敵の数、わかるか?」
『こちら管制室…敵爆撃機20
護衛機5です』
護衛機が5機?
敵は正気か?
「各機聞け!
護衛機を先に叩く!」
『了解!』
「よし行くぞ!」
この状況下で護衛が5機…
余程、腕がたつのだろう…
『こちらルージュ、護衛機は方位345 高度15000 マッハ0.75で接近!』
なかなか戦闘の心構えがあるみたいだな
「各機、2機編隊で飛べ!」
『隊長、それだと敵の良い的ですよ』
「良いから飛べ!」
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